蘇悉地経


善無畏

蘇悉地経(そしつじきょう)は蘇悉地羯羅経(そしつじからきょう)ともいい、天台宗の主要経典のひとつです。
真言宗・真言八祖の第五祖、善無畏三蔵(637〜735)が翻訳したもので、秘密の祈祷儀礼を説き明かしています。


蘇悉地経は五鈷杵、三鈷杵、独鈷や羯磨などの金剛杵のパワーについて、「よく諸余の事等を成就させる」「この金剛杵を持さば、一切の毘那夜伽(びなやか)の障難を作する者、悉(ことごと)く皆恐怖馳散し去る」「よく成就させる」と説いています。


下記が原典です。