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「弘法大師空海」ガラス工芸



わが国が生んだ不世出の天才、弘法大師空海(774 - 835)。真言宗の祖であり、一代で教団をつくりあげた有能な実務家であり、日本書道史上もっとも優れた「三筆」の一人であり、巨大土木工事を成功させた先端技術者であり、庶民のための教育機関を創設した先駆的教育者であり、多数の専門書を残した大学者であり、嵯峨天皇の信頼する顧問であり、密教による鎮護国家を行った国の守護者であり、母親を大切にする孝行息子でもありました。

その弘法大師が深く願ったのは、人々を苦しみから救うこと。832年(天長9年)に高野山で行われた最初の万燈万華会で、「虚空尽き 涅槃尽き 衆生尽きなば 我が願いも尽きなむ」の願文を残しています。

弘法大師は自ら835年(承和2年)3月21日を入定の日と定め、人々の幸福を願って高野山奥の院で永遠の瞑想に入りました。それから86年後に東寺トップの観賢僧正が、醍醐天皇から「弘法大師」諡号が贈られたと報告するため高野山奥の院の霊窟を開けると、にわかに霧が立ち込めて視界を塞がれます。必死で祈ると、そこに生前そのままで髪や髭が伸びた弘法大師が現れたので、観賢僧正は髪や髭を切り、天皇から下賜された法衣を着せたと史書にあります。

本作品は、美しくカットされた高品位のガラスに、鎌倉時代に描かれた傑作品の弘法大師像を精緻に現したものです。日本の熟練職人が精魂込めてつくり上げました。
どこにでも飾れる高さ80mmの逸品。磨き上げられた高透過ガラスは18mmの厚さがあり、重みと安定感があります。

弘法大師の暖かい思いを常に感じられるガラス工芸。ぜひこの機会にどうぞ。



「弘法大師空海」ガラス工芸
KDG-616
価格:12,800円


大きさ:80×60×18mm
重量:約220g (手作業で仕上げるため前後します)
材質:高透過ガラス
原画:国立文化財機構
清祓・開運祈願済



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